こんにちは。
あまたらです。
梅雨に入ってから、局地的に雨が降り、関東では渇水か?と言ってたのが、嘘のように、大雨が続いています。
どうぞ、皆さま、油断せずに。
無駄になってもいいじゃないですか。
面倒で、蒸し暑く、不自由なことも多いでしょう。
でも、避難しておきましょう。
水の災害は、逃げたい、と思ってから行動しても間に合わない場合がほとんどです。
被害が抑えられるよう、祈りつつ・・・
ちょっと、読者の皆さんにもシェアしたいお話があるんです。
私は、子どもが二人いるんですが、学期ごとに参観日や、その後の保護者と先生の懇親会などがあります。
で、私は、普段からあまりグループ活動が得意でなく、ママ友グループに所属してないので、お隣に座った方とお話したり、子どもがお世話になってたり、役員一緒にした人と話す、みたいなことが多いです。
だから、なんとなく、周りの人に合わせて言動するってことがないです。
それより、さっさと用事済ませて帰りたいってタイプなんですよね。
まあ、それはさておいて。
このところ集まりがあると、担任の先生から、
「お子さんの成長、ほめてあげたいところ」をいくつか挙げてください、という、お題が出されます。
これ、たぶん、書類に書いて、担任経由でお子さんに渡しますってやり方だと、それなりに、お母さんからのフィードバックがあると思うんですが、保護者の集まりの中で発表してくださいって、言われると、途端に全員、貝になります。
まず、口火を切って人前で話すのが嫌。
さらに、自慢するみたいで嫌。
そんなレベルでもほめるんだ、的な思われ方が嫌・・・
まあいろいろあると思うんですが、
みんな口々に
「別に、ねえ、、、ほめるとこないわ~」って・・・。
この春なんて、「6年間を振り返ってお子さんが成長したなあというところを発表してください」ってことになったんですが、この時も、貝になってたからな・・・。
6年よ?6年ありゃ、なんぞ成長してるだろう?
身長伸びた、でもいいし、自分で着替えできる、でもいいし、自分でごはん食べられるでもいいじゃない。
はっきり言って、無事に6年生になって卒業できそうってことだけでもすごいことじゃないかと思うんだけど・・・。
私は早く家に帰りたかったし、なんでもいいじゃない?って思ったので、
「学校行きたくないって言わずに、毎日通った」
って発表しました。
幼稚園の時は、「ママ、ママ」って毎日泣いてたからね。
学校、自分で行くって、行った先でちゃんと自分の居場所を作れていて、先生とも友達とも安定した関係がなかったら無理じゃないですか?
新卒で入社した人が6年間転職せずに勤めたら、それってかなりレアな事じゃないですか?
じゃあ、6歳の子が学校通うって、もう、それだけで、素晴らしいねって言ってあげたいです。私は。
でも、他のお母さんは、できてないことにフォーカス当たりすぎて、当たり前のことが当たり前すぎて・・・。
提出物が出せてないとか、忘れ物するとか、鞄がぐちゃぐちゃとか、勉強しないとか、成績が悪い、とか。
ネガティブなことを話し出したら、止まらないけど、ポジティブに物事を捉えにくく、認めにくく・・・。
そして、それは、なぜかというと、自分を認めていないから、なんです。
それを象徴する出来事がまたありました。
先日の保護者会では、先生から、小さな成功を見つける、という趣旨で、
「最近できるようになったこと5つ。対象は保護者自身」
というお題が。
これは、対象が子どもだった時に輪をかけて、大量の貝が発生・・・。
周囲のお母さん、書き出すのも無理で、完全に固まっておられて・・・。
一つも書けないって人が一番多かったです・・・。
Anestiev / Pixabay
「みんな、大きな出来事探し過ぎやねん」、って私は言って、まめに掃除するようになった、とか、ご飯の品数が増えた、とか、お弁当毎日作ってる、とか(冷食入りですが)
でもこれって、当たり前でしょ?
誰でもやってるだろうし。
私よりずっときれいに上手にやってる人たくさんいると思う。
だから、それ書くって、恥ずかしいことなのかも知れないけどね。
でも私にとっては、成長ポイントなんで・・・。
本当は大人の美徳として、へりくだらないといけないのかも知れない。
でもちょっと考えてみて。
小さな、当たり前レベルの、変化をキャッチする能力って、自分にも家族にも
周囲の人にも、大切じゃないですか?
当たり前なことでも自分で自分を「うん、やったな!!」って認めていくと、自分を認める大きな力になっていく、そして、周囲の出来事もニュートラルに捉えられる能力につながるはず。
周りの人の視線や声に合わせて、目立たないように、へりくだって、自分の声を押し込めているうちは、自分を認めたり、自分の軸を作っていく、なんて無理だと思う。
自分は、自分は!と主張したり、自分の意見がすべて、というレベルでは全くなく、
私、というものを大切にして、家族や周囲の人と調和する、という行動の最初は、
まず、
自分を認める
自分への信頼感を育てて、自分の軸を育てる。
そこからでしょう。
へりくだるって行動の裏には、
こんな私では、こんな子では、「だめ」というゆがんだジャッジ。
そして、こんな私では人にばかにされる、とか嫌われる、とか何か責められる、とか
自己不信があると思うんです。
へりくだると大人的にちょうどいいのかもしれませんけどね。
私は自分軸がある生き方を選びたいので、「小さな成長」を見逃さず、大切に育てていこうと思います。